ペットのミニ骨壷とは?小さい骨壷のサイズと選び方|全部納められる子と、分骨で使うとき

ペットのミニ骨壷は、2寸〜3寸ほどの小さな骨壷のことです。「分骨用骨壷」とも呼ばれ、大きな骨壷からお骨の一部を分けて納める器、という印象があるかもしれません。けれど、小鳥やハムスター、小柄なうさぎのように体の小さな子なら、ミニ骨壷にお骨を全部納められることがあります。

「小さい骨壷がいいけれど、うちの子のお骨は全部入る?」

分かれ目は、うちの子のお骨が小さな骨壷に全部納まる大きさかどうか。納まる子なら全部を。納まらない子でも、小さな骨壷を使うなら、一部を分けて納めます。

目次

全部納まる子と、一部を分けて小さな骨壷に移すとき

小鳥・ハムスター・小柄なうさぎなど:2寸〜3寸に全部納まる

インコや文鳥などの小鳥、ハムスターは2寸、モルモットやフェレット、小柄なうさぎは2寸か3寸が目安です。大きな種類のうさぎは、4寸になることもあります。

小鳥やハムスターのお骨は、小さじ一杯から数杯ほど。2寸でも、中はほとんど空いています。だから大きさは、容量より、手に取ったときのかわいさで選ぶ方もいます。巣材や毛も一緒に納めたいなら、少しゆとりのある大きさを。

うさぎは、頭のお骨が大きめに残ることがあります。量より「いちばん大きなお骨が、崩さずに入るか」が大きさの決め手。

それぞれの目安は、ハムスター・うさぎ・インコ・小鳥の記事にくわしく書いています。

小柄な猫・チワワくらいの犬:全部納めるなら3寸

子猫や小柄な猫さん、チワワくらいの小さな犬なら、3寸がお骨を全部納める目安です。体は小さくても、頭のお骨は大きめに残ることがあり、2寸には入りきらないことがあります。犬の2寸は、一部を分けるときの大きさです。

トイ・プードルやポメラニアン、マルチーズくらいの小型犬、ふつうの体格の成猫は、3寸か4寸。どちらになるかは、体重より頭の大きさで変わります。3寸に納まる子なら、ミニ骨壷がそのままその子の骨壷になります。

体重ごとの目安は、犬・猫・小動物をまとめた一覧に並べています。

うちの子は何寸?体重で早見
ペットの骨壷サイズ一覧|犬・猫・小動物の寸法・容量・体重の早見表 「5kgの子なら3寸? 4寸?」迷って当然です。小型犬から大型犬・猫・小動物の目安を一覧に。ちょっと大きめが安心な話も。

全部納めると4寸以上になる子:一部を分けて、小さな骨壷へ

小型犬でも顔の長い子やしっかりした体格の子、大柄な猫さん、そして中型犬・大型犬は、お骨を全部納めると4寸以上の骨壷になります。大きな骨壷は霊園やお墓に納骨したり、別の部屋に置いたりしながら、お骨の一部だけを2寸や3寸の骨壷に移して、リビングなど目の届くところに置く。これが、ミニ骨壷の「分骨用」としての使い方です。

少しでもいいから、身近に一緒にいたい。そんな気持ちから選ばれる使い方です。

お骨を分けること自体に迷いがあるなら、分骨という考え方から。

お骨を分けるって、どういうこと?
ペットの分骨とは? 全部をひとつの骨壷に納めるしかないのかな。家に残したい、でも納骨も考えたい。その両方を叶える「分骨」という選び方。

普通の骨壷・遺骨カプセルとの違い

小さな子にとっては、ミニ骨壷がそのまま「その子の骨壷」。大きな子にとっては、普通の骨壷とは別に置く、もうひとつの骨壷です。

寸で選べる骨壷は、小さいほうだと2寸からが目安です。1.5寸ほどの器もあり、それより小さな入れ物になると、遺骨カプセルや小瓶のような容器です。

遺骨カプセルは、ごく少しのお骨を入れて身につけることもできる小さな容器。ミニ骨壷は、棚の上などに置いて、そばで手を合わせる器です。家では骨壷に手を合わせ、出かけるときはカプセルを身につける、と両方を使う形もあります。

スクロールできます
比べる点普通の骨壷ミニ骨壷遺骨カプセル
納めるお骨全部小さな子は全部/大きな子は一部ごく少し
こんなときにお骨をそのまま、ひとつの器に棚の一角など、目の届くところに置きたい身につけて一緒に出かけたい

小さい骨壷を選ぶときに見ること

見ておきたいのは、口の広さ、ふたの作り、置く場所の3つです。

口の広さ:いちばん大きなお骨が、崩さずに入るか

寸は、骨壷の大きさのおおよその目安で、統一の決まりはありません。同じ寸でも、外側の大きさや、お骨が通る口の広さは器ごとに違います。小さな骨壷ほど、内側の寸法まで見ておきたいところ。

ふたの作り:かぶせるだけか、パッキン付きか

ふたには、上からかぶせるだけの作りと、パッキンが付いたものがあります。パッキン付きなら湿気が入りにくく、ふたも開きにくくなります。

パッキン付きのふたで、しっぽの毛色も選べる、2寸・3寸の小さな骨壷もあります。

毛色で選べるペット用骨壷「しっぽの骨壷」と、ふたの上にのせたお骨のお守り

しっぽの骨壷

置く場所:棚の一角や写真の横にも

小さい骨壷は、棚の一角や写真の横にも置ける大きさです。窓際や水まわりのような湿気の多い場所を避ければ、あとは家族の目がよく届くところで。置き場所の考え方は、ペットの骨壷はどこに置く?の記事にまとめています。

素材や形まで含めて、もう少し比べてみたいときは。

部屋になじむ骨壷、どう選ぶ?
ペットの骨壷の選び方|おしゃれ・かわいい、部屋になじむ骨壷を選ぶコツ(犬・猫) 「白い骨壷から、その子らしい器にしてあげたい」。何寸かとふたの作りを確かめたら、あとは色や素材で選んでいい。

よくある質問

大きな子のお骨を、全部小さな骨壷に納める方法はある?

お骨を細かくする「粉骨(ふんこつ)」をすると、かさはおよそ4分の1〜5分の1ほどになり、もとより小さな骨壷に納まることがあります。骨壷は、粉骨したあとのお骨の量を見てから選ぶと確かです。この記事の寸の目安は、粉骨せずにそのまま納めるときのもの。粉骨についてはペットの粉骨とは?の記事に。

ミニ骨壷はどこで買える?100均の小瓶でもいい?

ペット供養の品を扱う仏具店や専門店、通販で買えます。火葬をお願いした霊園や業者で選べることもあります。比べ方はペットの骨壷はどこで買える?の記事に。

100円ショップの小瓶を分骨入れにする方もいます。使うなら、ふたがしっかり閉まる物を。置いている物は店舗や時期で変わります。ニトリ・100均・ホームセンターで揃うものは、別の記事にまとめています。

ミニ骨壷にお骨を移すのは、自分でしてもいい?

ご家族の手で移してかまいません。お骨は崩れやすく湿気にも弱いので、乾いた日に、清潔な手で、そっと。手順は骨壷の入れ替えの記事にまとめています。

全部を納めるのか、一部を分けてそばに置くのか。分かれ目は、うちの子のお骨が小さな骨壷に全部納まる大きさかどうかです。火葬のときの骨壷から、その子らしい骨壷へ選び直すことについては、こちらも。

骨壷を選び直すという供養
ペットの手元供養をはじめる—火葬後に骨壷を選び直すという選択 火葬のあと、「このまま家にいてほしい」と思ったら。骨壷を選び直すことも、自然でやさしい供養のかたちです。

ほかの言葉の意味も確かめたくなったら、火葬・遺骨・納骨・法要の言葉を場面ごとに並べた「ペット供養の言葉と意味」の一覧へ。読み方から探せる五十音の索引もあります。

ペット供養|おしゃれでかわいい、しっぽの骨壺

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