ペットの骨壷って、どこで売っているんだろう。火葬を前に急に気になった方も、白い骨壷から選び直したくなった方もいると思います。
先に答えを言うと、火葬のときの骨壷は、火葬をお願いする業者や霊園で用意してもらえます。前もって自分で探さなくても間に合います(市区町村の斎場には、容器を持っていくところもあります)。
あとから自分で選び直すなら、買える場所は主に仏具店・ペット供養の専門店・オンラインショップの3つ。いちばん種類が多いのはオンラインショップで、買う前にサイズ・ふたの作り・届くまでの日数を確かめておくと、選びやすくなります。
結論:ペットの骨壷が買える場所は、大きく4つ
火葬のときと、あとから選び直すときとで、買える場所が変わります。
| 買える場所 | 向いているとき | 先に確かめること |
|---|---|---|
| 火葬業者・ペット霊園 | 火葬の日に、そのまま納めて連れて帰りたい | 骨壷が料金に含まれるか |
| 仏具店 | 実物を手に取って選びたい | ペット用を置いているか |
| ペット供養の専門店 | ペット用の骨壷だけを、たくさん見比べたい | 近くにお店があるか |
| オンラインショップ | 色・形・素材を、家でゆっくり比べたい | サイズ・ふた・届くまでの日数 |
どこで買っても、お骨を納める器としての役目は同じです。違うのは、選べる幅と、手元に届くまでの早さです。
火葬のときの骨壷は、火葬業者・霊園で用意してもらえる
お骨を返してもらう火葬(個別火葬)なら、ペット火葬の業者や霊園が、お骨を納める骨壷を用意してくれます。サイズも、その子の体格に合わせて選んでくれるので、大きさは業者さんに任せられます。ほかの子と一緒に火葬する合同火葬は、お骨を返さない案内のところもあり、その場合は骨壷は要りません。
ペット火葬の業者・霊園:料金に含まれるかを聞いておく
骨壷の代金がどう扱われるかは、お願いする先によって違います。個別火葬の料金に骨壷がひとつ含まれているところもあれば、骨壷は別料金のところもあります。火葬を申し込むときに「骨壷は料金に入っていますか」とひと言聞いておけば、当日あわてずに済みます。
前もって選んだ骨壷に、火葬の日から納めてあげたい。そう思うなら、そのことも申し込みのときに伝えて、受けてもらえるかを確かめます。
市区町村の斎場:容器を持っていくところもある
市区町村の斎場も、扱いはそれぞれです。斎場で骨壷を用意し、代金を火葬料金に含めているところもあれば、骨壷などの容器を持ってきてほしいと案内しているところもあります(その場で買えることもあります)。器を持っていくなら、熱に強い器かどうかなど、斎場の案内にある条件もあわせて確かめます。
自分で選び直すなら、仏具店・専門店・通販
火葬のときの骨壷のまま大切にしている方もいれば、落ち着いてから選び直す方もいます。白い骨壷のままでいいのか気になるときは、こちらの記事で違いを整理しています。

「この子らしい骨壷にしてあげたいな」と思ったら、自分で選べる場所は次の3つです。

仏具店:実物を手に取って選べる
いちばんの良さは、質感や大きさを手で確かめられること。大手の仏具店には、ペット供養の品を置いている店舗を、公式サイトで一覧にしているところもあります。
一方で、ペット用の骨壷を置いていない店もあります。行く前に電話で「ペット用の骨壷はありますか」と聞いておくと、空振りせずに済みます。
ペット供養の専門店:ペット用だけを見比べられる
ペット用の骨壷や仏具だけを並べた、供養の専門店もあります。東京・大阪・名古屋のような大きな街に実店舗を構えているところがあり、色や形の違う骨壷を一度にたくさん見られます。
近くにお店がなければ、同じお店がオンラインショップを開いていないか探してみるのも手です。
通販:種類がいちばん多く、家でゆっくり比べられる
色・形・素材の選択肢がいちばん広いのはオンラインショップです。その子の毛色に近い色の骨壷や、リビングになじむ形のものも探しやすく、時間のあるときに少しずつ見比べられます。
値段の幅や、高いものと安いものの違いが気になったら、骨壷の値段の記事に。見た目で何から決めればいいかは、選び方の記事にまとめています。

家具店・ホームセンターは店しだい、100円ショップは骨壷より小物
家具店には、ペット用の骨壷を扱っているところがあります。ホームセンターは、骨壷を置いている店と置いていない店があります。100円ショップで揃うのは、骨壷そのものより、写真立てや小皿のような、まわりに置く物のほうです。店ごとに揃うもの・揃わないものは、別の記事で整理しています。

通販で買う前に確かめたい4つのこと
オンラインショップは種類が多いぶん、実物を見ずに決めることになります。届いてから「思っていたのと違った」とならないよう、注文の前に、次の4つを確かめておきます。
サイズ:今の骨壷と同じ大きさのものを
今の骨壷と同じ寸が、選び直すときのひとつの目安です。まずは手元の骨壷の直径を、物差しで測ってみてください。何寸(1寸はおよそ3cm)にあたるかは、サイズ一覧の早見表で分かります。
ただ、同じ「3寸」でも、お店によって大きさや容量が違います。寸の数字だけで決めず、商品ページにある直径(cm)を手元の骨壷と比べ、高さ(cm)や容量(cc)も見ておきます。

ふた:これから長く置くなら、閉まり方も
ふたを上からかぶせる形の骨壷は、密閉するつくりではありません。これから家で長く一緒に過ごすなら、ふたの作りも商品ページで確かめてみてください。ふたにパッキン(すき間をふさぐゴムなどの部品)が付いていて、湿気が入りにくいものもあります。
オンラインショップで選ぶときの一例として。毛色に合わせて色を選べる、国産の陶器の骨壷です。
届くまでの日数:区切りの日に合わせたいなら先に
在庫があってすぐ届くものもあれば、名前入れや手仕上げで、作ってから送るものもあります。四十九日や月命日のような区切りの日に新しい骨壷で迎えたいなら、注文の前に「届くまでの目安」を。
割れていたとき:連絡先と期限を先に
陶器やガラスの骨壷は、配送の途中で欠けたり割れたりすることも、ないとは言えません。届いたら、お骨を移す前に箱から出して、ひびや欠けがないかを見ます。万一のときにどこへ、いつまでに連絡すればいいかは、注文の前に商品ページで(注文後は確認のメールでも)確かめておくと、落ち着いて動けます。
届いたら、お骨を移すのは落ち着いてからでいい
新しい骨壷が届いても、その日のうちに移し替えなくて大丈夫です。湿気の少ない晴れた日を選んで、ご家族の手で移し替えられます。気をつけたいことや手順は、ペットの骨壷の入れ替え、自分でお骨を移し替えていい?の記事にまとめています。
よくある質問
まとめ:火葬のときは任せて、選び直すときはゆっくりで
火葬のときは、骨壷を用意してもらえるか、料金に含まれるかを申し込み時に確かめておくと、当日の段取りが分かります。自分で選び直すなら、手に取れる仏具店、ペット用が並ぶ専門店、種類の多いオンラインショップ。
自分の家でやるなら、まず今の骨壷の直径を測るところから。大きさが決まれば、あとは色や形を、その子を思いながらゆっくり選べます。
火葬のこと、お骨の扱い、骨壷の置き場所——ほかにも気になることが出てきたら、「ペット供養のよくある質問まとめ」にテーマごとに整理しています。気になるところから、読んでみてください。
参考にしたページ・資料
市区町村の斎場での骨壷の扱い … 横浜市「ペット火葬のご案内」・成田市「ペットの火葬・ペット墓地」
通販の返品とクーリング・オフ … 国民生活センター「クーリング・オフ」




