お墓がなくてもできる、ペットのお彼岸の供養

ペット供養「BE WITH」|白い犬と長毛の犬が寄り添う、手元供養でうちの子といつも一緒に

お彼岸が近づくと、お墓参りの話を見聞きすることが増えます。「うちの子にはお墓がないけれど、何をすればいいのだろう」と迷う方もいるかもしれません。

結論からお伝えすると、お墓や納骨堂がなくても、自宅でペットのお彼岸の供養はできます。お骨や写真のある場所を整え、手を合わせたり、家族で思い出を話したりするだけでも十分です。

この記事では、手元供養をしている方に向けて、自宅で無理なくできるお彼岸の過ごし方をご紹介します。

目次

お墓がなくても、自宅でペットを供養できます

人のお彼岸ではお墓参りがよく行われるため、お墓がないと供養できないように感じることがあります。しかし、ペットのお彼岸に決まった作法はありません。

お墓や納骨堂へお参りすることも、自宅でお骨や写真に手を合わせることも、その子を大切に想う供養の形です。どちらがよい、足りないというものではありません。

手元供養なら、いつもの暮らしの中であの子に話しかけられます。お彼岸だからと急に形を変えなくても、普段より少しゆっくり向き合う時間をつくればよいでしょう。

お彼岸の意味や春彼岸・秋彼岸の時期については、お彼岸のペット供養とは?春彼岸・秋彼岸の時期や由来からわかりやすくで詳しくご紹介しています。

自宅でできるペットのお彼岸の供養

特別な儀式や大がかりな準備は必要ありません。今の暮らしに取り入れやすいことを、一つ選ぶだけでも大丈夫です。

骨壷や写真のまわりを整える

まずは、その子のお骨や写真を置いている場所を整えます。周囲のほこりを拭き、写真や飾っているものを見やすい位置へ戻す程度でかまいません。

無理に飾りを増やす必要はありません。いつもの場所を気持ちよく整えることが、その子と向き合う時間になります。

なお、骨壷の中のお手入れや湿気対策は、外側を整える作業とは分けて考えます。

手を合わせて、あの子に話しかける

きれいになった場所で、少しだけ手を合わせてみましょう。声に出して話しかけても、心の中で近況を伝えてもかまいません。

何を話せばよいかわからないときは、「ありがとう」「これからもそばにいてね」といった、いつもの言葉だけでも十分です。長く時間を取ることより、自分の気持ちに合った形で向き合うことを大切にしてください。

家族で思い出を振り返る

家族と暮らしているなら、写真を見ながら思い出を話すのも一つの供養です。「この場所が好きだったね」「こんなことがあったね」と話すことで、その子と過ごした日々を家族で静かに振り返れます。

離れて暮らす家族とは、写真を送り合ったり、電話で思い出を話したりしてもよいでしょう。同じ場所に集まれなくても、それぞれの場所から気持ちを向けられます。

お供え物は無理なく用意する

お供え物を用意したい場合も、特別なものをそろえる必要はありません。その子を思い浮かべながら、無理のない範囲で選びましょう。

具体的な品目や選び方は、ペットのお彼岸、お供え物は何がいい?おはぎ・お花・好きだったもので詳しくご紹介します。

お彼岸は、これからの供養を見直すきっかけにもなります

お彼岸は、いつもの供養の形が今の暮らしに合っているか、あらためて考える機会にもなります。

たとえば、火葬後に受け取った骨壷を見て、「もう少しあの子らしいものにしてあげたい」「家の中になじむ場所で、これからも見守りたい」と感じることがあるかもしれません。そのようなときは、その子らしい骨壷をゆっくり探してみるのも一つの選択肢です。

もちろん、今の骨壷をそのまま大切にするのもよい供養です。お彼岸だから移し替えなければならない、ということはありません。見た目や置き場所が気になったときに、これから心地よく見守れる形を考えてみてください。

骨壷を自分で移し替えてよいのか、どのように行うのかについては、ペットの骨壷の入れ替え、自分でお骨を移し替えていい?で詳しく解説しています。

忙しいときは、できる日に少しだけで大丈夫

お彼岸の中日に時間が取れなくても、気にする必要はありません。7日間のうち都合のよい日に手を合わせても、お彼岸を過ぎてからゆっくり時間をつくっても大丈夫です。

朝や夜に短く話しかける、写真を一枚眺めるなど、今の暮らしにできることを選びましょう。家族で行う場合も、全員が同じ時間に集まらなくてかまいません。

供養の深さは、かけた時間や用意したものの多さでは決まりません。無理のない形であの子を想えることが、いちばん大切です。

お墓がなくても、わが家らしいお彼岸を

お墓がないことは、供養が足りないということではありません。お骨や写真のそばで手を合わせ、あの子との日々を思い出すことも、あたたかな供養です。

お彼岸は、決まった形に自分を合わせる日ではなく、その子を想うきっかけの一つ。何か一つでも「これならできそう」と思えることがあれば、今年のお彼岸に取り入れてみてください。

このあと何をすればいいのか、順番が分からなくなったときは、看取りから火葬・供養・手続きまでの流れを「ペットのお見送りガイド」に時系列でまとめています。必要なところだけ、開いてみてください。

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