喪中(もちゅう)とは、身内を亡くした人が、お祝いごとを控えて故人をしのぶ期間のことです。もとは人の習わしで、ペットの場合に喪中にあたるという決まりはありません。
年賀状を出してよいのか、喪中はいつまでなのか、お正月をどう過ごすか。大切な子を見送った年には、そんな迷いも出てきます。
ペットが亡くなった場合の喪中の考え方
人の喪中も、法律で決まったものではなく、昔からの慣習です。ただ、心の状態として「お祝いごとをする気持ちになれない」「年賀状はやめておきたい」と感じることは、とても自然なことです。
ペットの死を「家族の喪」として扱い、喪中はがきを出す方もいます。
ペットの喪中は、いつまで?決まった期間はありません
人の場合は、亡くなってから一年ほどを喪中とする考え方が広く知られています。そのうち四十九日(神道では五十日)までは「忌中(きちゅう)」と呼ばれ、特に身をつつしむ期間です。ペットの喪中には、こうした決まった期間はありません。
区切り方は家によって違い、その年の年末までと考える方も、期限を決めずに過ごす方もいます。目安がほしいなら、四十九日をひと区切りに。小さなお供えをして「ここまでありがとう」と声をかける日にするのも、ひとつの方法です。
喪中のあいだの初詣や旅行、喪中はがき・寒中見舞いの書き方まで、場面ごとの迷いは次の記事にまとめています。

年賀状もお正月も、いつも通りでも、控えても
年賀状は、いつも通り出してもかまいません。その子を知っている親しい人には喪中はがきで伝え、仕事の相手にはいつも通り年賀状を、と相手で分ける形もあります。
お正月の飾りや正月料理も、いつも通りにする家もあれば、今年は小さめにする家もあります。「する気になれない」なら、無理にしなくて大丈夫です。初詣に行くかどうかも、そのときの気持ちで決めてかまいません。静かに過ごすお正月も、その子を思う時間になります。
「まだ悲しい」は当たり前のことです
四十九日や年末を区切りにしても、その日を境に悲しみが消えるわけではありません。区切りの日を過ぎても、ふとさみしくなる日はあります。気持ちの整理がつかないときは、ペットロスはいつまで続くのかをまとめた記事もあわせて読んでみてください。
ほかの言葉の意味も確かめたくなったら、火葬・遺骨・納骨・法要の言葉を場面ごとに並べた「ペット供養の言葉と意味」の一覧へ。読み方から探せる五十音の索引もあります。



