火葬が終わって、ふとした瞬間に「何か形にしておきたい」と思った。そんな気持ちを持つ方は少なくありません。専門の業者に頼まなくても、手元にあるものや身近な材料で、その子との思い出を形にする方法があります。 この記事では、自宅でできるDIYメモリアルグッズのアイデアを紹介します。
写真でつくる思い出のかたち
スマートフォンの中に眠っている写真を、そのままにしておくのは少しもったいないかもしれません。
フォトブックにまとめる方法があります。ネットプリントサービスを使えば、選んだ写真をそのまま製本してもらえます。費用は内容によりますが、1冊数百円〜数千円程度から作れるものもあり、手元にずっと置いておけるものになります。
アルバムに手作りで貼ってコメントを書き加える形も、時間をかけながら作れる思い出のかたちです。どの写真を選ぶか、どんな言葉を添えるか——その作業そのものが、その子との時間を振り返る機会になります。急がなくていいです。気持ちの準備ができたときに、少しずつ。
その子の痕跡を形に残す
使っていた首輪やリード、おもちゃ、好きだったタオル——そういった「その子のもの」を箱や小さなケースにまとめておくだけで、メモリアルボックスになります。特別な加工はいりません。そのままそこにあるだけでいい。
遺毛(毛)をお持ちの場合は、小瓶や専用のケースに入れて保管する方もいます。遺毛を使ったグッズ制作(アクセサリーやぬいぐるみへの詰め込みなど)は専門業者に依頼するサービスもありますが、自宅でシンプルに保管しておくだけでも、手元にある安心感につながります。
名前や誕生日・お別れの日を書いたプレートや小さなボードを手作りして、骨壷のそばに置く方もいます。
骨壷と写真のそばを、その子の場所に
手作りのグッズは、骨壷と写真のそばに一緒に置くことで、「その子の場所」がより温かみを持ちます。首輪をそばに置く、好きだったおもちゃをひとつ添える——形式はなく、その子を思い出せるものであれば何でも構いません。
火葬のときにいただいた骨壷をそのまま使っている方が多いのですが、気持ちが少し落ち着いてきたときに「もっとうちの子らしい骨壷に移してあげたい」と思う方もいます。 手作りのグッズと一緒に、その子の場所をゆっくり整えていく。時間をかけてもいいし、焦らなくてもいい。
骨壷のそばの整え方については、ペットの祭壇の飾り方もあわせて参考にしてみてください。



