明日が火葬。何を持っていけばいい? 服装は? 何時間かかる?——当日の流れを、前の晩にひと通り見ておけるように並べています。
施設で立ち会う個別火葬の当日は、予約の確認、移動、受付とお別れ、火葬、お骨上げ(収骨)、帰宅の順に進みます。お骨が冷めるのを待つ時間も入れて、数時間は予定を空けておくと落ち着いて動けます。服装は普段着でかまいません。
ペット火葬・葬儀の流れは6ステップ
ここでは、施設で立ち会う個別火葬を例にしています。合同はほかの子と一緒に、一任個別はスタッフにおまかせで1匹だけ、立会個別は家族が立ち会って1匹だけ火葬する方法です(ペット火葬の種類)。訪問火葬・一任・合同火葬で変わるところは、各ステップに添えています。
- 当日の朝、時間と場所を見直す
- 施設へ連れて行く(または来てもらう)
- 受付・お別れ
- 火葬
- お骨上げ(収骨)・返骨
- その子と家へ帰る(返骨がある場合)
業者によっては「ペット葬儀」として、火葬とは別にお見送りの時間をとるプランもあります。その後の火葬やお骨上げは、選んだ火葬方法に沿って進みます。
ステップ1:当日の朝、時間と場所を見直す
当日の朝は、予約の時間と場所、受付から帰るまでにかかる時間だけ見直しておきます。お迎えに来てもらう場合は、来てくれる時間も。
ステップ2:施設へ連れて行く(または来てもらう)
施設へ連れて行く場合は、いつものタオルにくるんで、箱やかごに寝かせて連れて行きます。持ち込み方や入れ物に指定がある施設もあるので、前もって予約先に聞いておけば当日迷いません。
電車やバスを使う場合は、鉄道やバスの会社に持ち込みの条件を確かめておきます。車がないときは、お迎えに来てくれる業者に頼む方法も(別料金のところもあります)。
訪問火葬なら、火葬炉を積んだ車(移動火葬車)で、スタッフが自宅や指定の場所まで来てくれます。外へ連れ出すのがつらいとき、住み慣れた家でお別れしたいときの選び方のひとつ。ただ、車を停めて火葬できる場所の条件は、地域や業者で違います。どこで火葬するのか、どこまでそばにいられるのかは、予約先に聞けます。
ステップ3:受付と最後のお別れ
立ち会う火葬では、火葬の前にお別れの時間があります。長さや内容は、火葬の方法やプランで違います。お花を添えたり、手を合わせたり、名前を呼んだり。
特別な言葉を用意しなくても大丈夫です。かける言葉は、いつもの呼び名ひとつでも。
ステップ4:火葬——犬・猫のサイズ別にかかる時間の目安
火葬にかかる時間は、体の大きさや設備によって変わります。目安は次のとおりです。
| ペットの大きさ | 火葬時間の目安 |
|---|---|
| 小鳥・ハムスターなど | 20〜30分ほど |
| 猫・小型犬 | 40〜60分ほど |
| 中型犬 | 1時間〜1時間半ほど |
| 大型犬 | 1時間半〜2時間ほど |
立ち会う場合は、炉に入るところを見送ったあと、待合室などで待ちます。火葬が終わってからも、お骨が冷めるまで30分〜1時間ほど待つことがあります。
ステップ5:お骨上げ(収骨)・返骨は火葬方法で変わる
立会個別火葬では、火葬のあと、ご家族でお骨を拾ってお骨壷に納めます(お骨上げ・収骨)。スタッフが手伝ってくれることもあります。自治体の斎場などでは、ご家族のお骨上げに対応していないところもあるので、前もって確かめておくと当日戸惑いません。
一任個別火葬では、スタッフがお骨上げをして返してくれます(返骨)。その日のうちに受け取れるところも、翌日以降の受け取りやお届けになるところもあるので、受け取り方も予約先に聞けます。
合同火葬は、ほかの子たちと一緒に火葬するため、お骨は手元に戻らないのが基本です。
初めてで流れが分からなくても、その場でスタッフに聞けば教えてもらえます。
ステップ6:その子と家へ帰る
返骨がある火葬なら、お骨壷に納めたお骨と一緒に家へ帰ります(一任で後日受け取る場合は、受け取ったその日に)。家に着いたら、その子が落ち着けそうな場所に、そっと。

前の晩にそろえておくこと——予約の内容・持ち物・服装
当日の朝にあわてないために、前の晩にしておけることです。
- 保冷剤を、寝る前に冷えたものと入れ替える(ドライアイスは、業者の案内どおりに)
- 持ち物をひとつの袋にまとめておく
- 一緒に火葬したいものがあれば、業者に入れられるか確認しておく
- 受付から帰るまで何時間かかるか、施設へ行くなら移動手段と所要時間を確かめておく

まだ火葬の予約をしていない段階なら、亡くなった直後から予約までにすることを亡くなった直後から火葬までの流れとやることチェックリストにまとめています。
予約の内容を見直す
予約のときに伝えた内容と、聞いておきたいことです。
- ペットの種類とおおよその体重
- 火葬の方法(合同・一任個別・立会個別)
- 日時と場所
- お骨を返してもらうか
- 支払い方法
お骨壷や骨袋が料金に含まれるか、追加料金がかかる項目があるかも、あわせて確かめておけます。
持参を考えたいもの
- 支払い用の現金またはカード
- ハンカチやタオル
- 数珠(必要と感じる場合)
一緒に火葬できるか事前確認したいもの
- お花
- 少量のおやつやごはん
- 手紙
- お気に入りの布類など
金属やガラス、プラスチックは、一緒に入れられないと案内する施設があります。紙や布も、量によっては断られることがあります。迷う物は予約先に電話で聞けば、前の晩に選び直せます。目安はペット火葬で一緒に入れられるもの・入れられないものに。
服装は普段着で。迷ったら落ち着いた色に
ペット火葬の服装は、普段着でかまいません。革の小物や香りの強いものは、避けておくと安心です。
訪問火葬でも同じで、かしこまらなくて大丈夫です。その子を抱いて運んだり、お骨を拾ったりする日なので、動きやすさを優先して。
お骨を連れて帰ったら、そのあとはゆっくりで
火葬が終わったその日に、その子の次の居場所まで決めなくてもいい、と思っています。いったん家へ帰り、一緒に過ごしながら考える形もあります。


このあと何をすればいいのか、順番が分からなくなったときは、看取りから火葬・供養・手続きまでの流れを「ペットのお見送りガイド」に時系列でまとめています。必要なところだけ、開いてみてください。
参考にしたページ・資料
火葬にかかる時間 … ディアペット「ペットの葬儀・火葬にはどのくらいの時間がかかりますか?」
火葬の日の服装 … ディアペット「ペットの葬儀には、どのような服装で行けばいいですか?」



