ペットレスキューサインを作った、あるいは用意した。でも「どこに貼るのが正解なんだろう」と迷っている方もいるのではないでしょうか。
やはり玄関?窓?どのくらいの高さ?マンションやアパートではドア以外には貼れないかもしれない——そういった疑問に、この記事では一つひとつ答えていきます。
基本は「外から見える場所」
ペットレスキューサイン・ペット防災サインは、救助に来た人や通りかかった人が読むためのものです。ですので、家の内側ではなく、外から見える場所に貼ることが大前提です。
いちばん理想的なのは、玄関ドアの外側です。救助に来た人が最初に目にする場所であり、サインの存在に気づいてもらいやすい位置です。
マグネットタイプのサインなら、金属製の玄関ドアにそのまま設置できます。取り外しも簡単なので、ペットさん含めて全員避難できた場合には、さっと取り外して「避難済み」にもできます。
粘着シールタイプのサインで、賃貸住宅なのでドアに貼れない場合
賃貸住宅では、粘着シールタイプのサインを直接貼り付けることが難しいケースがあります。そんなときに使いやすいのが、窓ガラスの内側から外向きに貼る方法です。窓ガラスの内側から弱粘着のマスキングテープ等で貼ることで、取り外しも安心です。
道路や廊下から見える窓であれば、ドア同様に外からサインを確認してもらえます。とくに1階や低層階では視認性が高く、有効な選択肢です。
マグネットタイプのサインであれば、金属製のドアはもちろん、ポスト周り・宅配ボックス周りの金属部分にも設置できる場合があります。賃貸で傷をつけたくない方にも向いています。
玄関と窓、2か所に貼る考え方
1か所だけより、玄関と窓の2か所に貼っておくと、死角を減らせることがあります。
たとえば、火災で玄関前に近づきにくい場合でも、窓のサインが見えれば情報が伝わります。逆に窓が見えにくい位置にある場合でも、玄関のサインで補えます。
もし2枚準備するのであれば、まず玄関ドアから。余裕があれば窓にも、という順番で考えると無理がありません。
貼る高さと向きも少し意識する
外から見えるとはいっても、高すぎる・低すぎる・角度がついていると読みにくくなります。
目安は、大人が立った目線で自然に視界に入る高さです。ドアの真ん中あたりか、やや上め。遠くからでも「何か貼ってある」とわかるサイズ感と、コントラストのはっきりしたデザインも重要です。
また、直射日光が当たる場所に長期間貼っていると、色褪せや文字が読みにくくなることがあります。定期的に状態を確認して、見にくくなったら作り直すのも備えのひとつです。
まとめ:迷ったらまず玄関ドアから
ペットレスキューサイン・ペット防災サインの設置場所に迷ったら、まず玄関ドアの外側を基本にしましょう。賃貸住宅などでシールの貼り付けが難しければ、外から見える窓ガラスの内側が次の選択肢です。取り外しが気軽にできる、マグネットタイプのペットレスキューサインを使うという選択肢もあります。
「どこが正解か」より「外から見える場所にある」ことのほうが大切です。まずどこかひとつ、貼るところから始めてみてください。
防災に関するルールや対応は自治体・状況によって異なります。お住まいの地域の防災情報や、かかりつけの獣医師にも相談しながら備えていただければと思います。


