ペットの自宅供養とは、ペットのお骨や写真、思い出の品などを自宅に置き、その子を身近に感じながら供養していくことです。納骨堂や霊園へ納めるのではなく、今までのように家で一緒に過ごすように見送っていきたい、という供養の形です。
ペットの自宅供養はどんな意味の言葉?
自宅供養は、その名前のとおり、自宅で供養を続けることです。ペット火葬のあとに受け取った骨壷を家に置き、写真やお花、お気に入りだったものなどをそばに添えて過ごす方もいます。
少しかたい言葉に見えるかもしれませんが、むずかしく考えなくても大丈夫です。まずは、その子を家で大切に思いながら過ごしていくことと受け取るとわかりやすいです。
「まだ何も決めたくない」「もう少しだけこのまま家にいてほしい」と感じることもあると思います。自宅供養は、そうした気持ちとも自然につながりやすい供養の形です。
自宅供養では何を置くことが多い?
自宅供養では、骨壷を中心に、写真、お花、お水、おやつ、位牌、メモリアルグッズなどを一緒に置くことがあります。必ず全部そろえなければならないわけではなく、ご家族が落ち着ける形で整えていくことが多いようです。
特に骨壷は、自宅供養の中心になりやすい存在です。ペット供養では、骨壷を大切に選びたいと感じる方も多く、最初に受け取った骨壷のまま過ごすこともあれば、あとから暮らしに合う骨壷へ移し替えることもあります。
大きな仏壇のような形がなくても大丈夫です。棚の一角や小さな台の上など、その子を思って手を合わせやすい場所があれば、自宅供養の場として十分成り立ちます。
置き場所はどう考えればいい?
自宅供養に、ひとつの正解があるわけではありません。大切なのは、ご家族が無理なく手を合わせられて、その子のことを自然に思い出せる場所かどうかです。
リビングや寝室の一角に置く方もいれば、静かな棚の上に整える方もいます。家族が集まる毎日目に入る場所がよいと感じる方もいれば、少し落ち着いた場所のほうが気持ちに合う方もいます。
また、あとから骨壷や飾り方を見直したくなることもあります。最初から完璧に整えようとしなくても大丈夫です。少しずつ、その子らしい場所になっていくことも多いです。
納骨堂や霊園とはどう違う?
自宅供養は、家でその子を感じながら供養していく形です。一方で、納骨堂やペット霊園は、お骨を施設に納めて供養する形です。
最近ではおしゃれな供養具・お骨壷・仏壇等が増え、自然と自宅で供養ができる環境となっています。そのまま自宅供養とされる方も多いようです。また、分骨して一部は家に残し、一部を納骨することもあります。
どちらかひとつにすぐ決めなければならないわけではありません。まずは家で供養しながら、あとから考えていく流れでも大丈夫です。
自宅供養という言葉を知っておくと役立つこと
この言葉を知っておくと、「家に置いておくのは特別なことかな」と不安になったときも、ひとつの自然な供養の形として受け止めやすくなります。実際に、ペット供養では自宅で骨壷を大切に置きながら、その子を思って過ごす方も多くいます。
また、自宅供養を知っていると、骨壷、位牌、仏壇、納骨堂などの言葉も、それぞれどんな役割なのか整理しやすくなります。供養の形はひとつではないので、今の気持ちに合う距離感で考えて大丈夫です。
自宅供養は、その子との時間を家の中で続けていくための供養の形として知っておくと、無理なく向き合いやすくなります。
関連する言葉として、骨壷、手元供養、納骨堂、ペット霊園、位牌もあわせて知っておくと、ペット供養の選び方が見えやすくなります。



