「あの肉球のかたちを残しておきたかった」——そう後悔される方は少なくありません。ぷにぷにとした肉球のかたちは、写真では伝わりきらない立体感があります。この記事では、肉球型取りに使える素材の種類と自宅での手順を、はじめての方でもわかるようにまとめました。
目次
火葬前に型取りをする理由
肉球の型取りは、ペットさんが亡くなったあと、火葬前に行います。火葬後は体そのものがなくなってしまうため、型を取ることができません。亡くなった直後から時間が経つにつれて体が変化していくため、型取りは早めに行うほうがきれいな形に仕上がります。「落ち着いてから」と思っているうちに機会を逃してしまう方もいるため、行うと決めたら早めに準備を始めるとよいでしょう。
型取りに使える素材の種類
主に次の3種類が使われています。それぞれ仕上がりの雰囲気や難易度が異なります。
- 粘土タイプ:こねて押し付けるだけでかたちが取れる。手軽で扱いやすく、初心者向け。乾燥後に着色もできる。ペット用として販売されているものが多い。
- スタンプタイプ(インク台):肉球にインクをつけて紙や布に押す方法。操作は簡単だが、立体感は出にくい。記録としての形見に向いている。
- 石膏タイプ:型枠に液体状の石膏を流し込む方法。仕上がりがきれいで立体感が出るが、準備が少し手間。業者依頼でも使われることが多い。
初めての方には、粘土タイプが失敗しにくく扱いやすいといえます。
自宅での手順(粘土タイプの場合)
- ペット用の型取り粘土(ソフト粘土)を用意する
- 粘土を手でよくこねて柔らかくする
- 肉球を粘土に静かに押し当て、均一に圧力をかける
- そのまま15〜30秒ほど保持し、ゆっくり離す
- 指示通りに乾燥・硬化させる
うまくいかなかった場合でも、乾燥前であればやり直せる素材がほとんどです。力を入れすぎると変形するため、やさしく押し当てることがきれいに仕上げるポイントです。
業者への依頼という選択肢も
「自分でやるのが不安」「きれいに仕上げてほしい」という場合は、ペット用メモリアルグッズを扱う専門業者に依頼する方法もあります。肉球の型取りと合わせて、ヒゲや毛などほかの形見も残したい場合は、火葬前に残せるペットの形見まとめも続けて見ておくと、準備がしやすくなります。
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