焼香(しょうこう)とは、粉末や顆粒状の香(こう)を炭火の上にくべ、煙と香りを立てる供養の作法です。線香とは使うものと作法が異なります。仏教の葬儀や法要でよく行われるものですが、ペットのお別れセレモニーや法要でも取り入れられることがあります。
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線香との違い
線香はあらかじめ固形に成形された香で、直接火をつけて使います。焼香は、沈香や白檀などを粉末にした「抹香(まっこう)」を、専用の香炉に入れた炭に少量ずつくべる形です。
葬儀・セレモニーの場では、祭壇の前に用意された抹香を指でつまみ、炭の上にそっとくべて、手を合わせるのが一般的な流れです。
ペットのお別れセレモニーでの焼香
ペット火葬の前後に行われるお別れセレモニーで、焼香を取り入れている業者もあります。正式な手順はありませんが、一般的には「一回または三回に分けてくべ、合掌する」形が多いようです。
やり方がわからなくても、スタッフが案内してくれる場合がほとんどです。気負わずに、あの子を想いながら手を合わせるだけで十分です。
自宅供養で焼香を取り入れる場合
自宅での法要や命日に焼香を取り入れる方もいます。専用の香炉と炭、抹香があれば自宅でも行えます。日常的な供養には線香を使い、命日や一周忌などの節目の日だけ焼香にするという使い分けをする方もいます。
他のペットがいる場合は、煙の影響についてお線香と同様の注意が必要です。十分に換気し、煙を避けられる場所に移してあげてください。お香の種類、環境、ペットさんによっては非常に悪影響がある場合があります。
法要の作法が気になってきたら、合掌の仕方や法要全体の流れについても合わせて確認しておくとスムーズです。


