ペットロスとは、大切なペットを亡くしたあとに感じる深い悲しみや喪失感のことです。とてもつらく感じるのに、まわりにはうまく説明しにくいこともあり、「こんなに苦しいのはおかしいのかな」と不安になる方もいるかもしれません。でも、ペットを家族のように大切にしていた方にとって、強い悲しみが出ることはとても自然なことです。
ペットロスはどんな意味の言葉?
ペットロスは、ペットを亡くしたことで起こる心のつらさや、生活の中にぽっかり穴があいたような感覚を指す言葉です。悲しい、会いたい、涙が止まらない、何も手につかない、家の中が静かすぎてつらい、という形で感じる方もいます。
ただ、あらわれ方にはかなり個人差があります。すぐに涙が出る方もいれば、しばらくしてから強くこみ上げてくる方もいます。まずは、ペットロスは、大切な存在を失ったあとに起こる自然な悲しみと受け取って大丈夫です。
どんなふうに過ごす人が多い?
ペットロスの中では、骨壷をそばに置いて自宅供養を続けたり、写真を飾ったり、祭壇やメモリアルスペースを整えたりしながら、その子を思う時間を持つ方もいます。すぐに何かを決めるというより、まずは家でゆっくり気持ちを置いていく流れのほうが自然なことも多いです。
また、「もう少しだけこのまま家にいてほしい」と感じて、しばらく骨壷で自宅供養を続ける方もいます。あとから気持ちが整ってきたときに、骨壷を移し替えたり、納骨や樹木葬を考えたりすることもあります。供養の形をすぐに決めなくても大丈夫です。
つらいとき、どう受け止めればいい?
「まだ泣いてしまう」「思い出すたびに苦しい」と感じると、自分を責めてしまうこともあるかもしれません。でも、その子を大切に思っていたからこそ出てくる反応でもあります。無理に元気になろうとしすぎず、悲しいときは悲しいままでいてよい時間もあります。
その一方で、眠れない日が続く、食べられない、日常生活がかなり苦しい、ひとりで抱えるのがつらいと感じるときは、家族や友人、動物病院、ペットロスの相談窓口などに頼ってよいものです。ひとりで抱え込まなくて大丈夫です。
ペットロスという言葉を知っておくと役立つこと
ペットロスという言葉を知っておくと、「このつらさには名前があるんだ」と少し整理しやすくなることがあります。悲しみを急いで終わらせるための言葉ではなく、いま感じていることを否定しないための言葉として受け取ると、少しやわらかく向き合いやすくなります。
ペットロスは、大切なその子を失ったあとに起こる自然な悲しみです。つらさの中で、何か少しでもその子を感じられる場所がほしいと思ったら、自宅供養とは何かもあわせて見ると、家での過ごし方を考えやすくなるかもしれません。




