マイペースで優雅、小さな王族──ペキニーズという存在
長い歴史の中で「小さな王族」と呼ばれてきたペキニーズ。その優雅な姿と誇り高いまなざしは、まるで宮廷の一角を歩く貴族のようです。古代中国では皇族にしか飼うことを許されず、手厚く守られながら暮らしていたといいます。
短い鼻と大きな瞳、そして豊かに流れるような被毛。その一歩一歩が気品に満ち、静かな自信を感じさせます。鳴き声は控えめで、おっとりとした印象。派手に愛想をふりまくことはなく、むしろ少し距離をとりながら見つめるような、穏やかな愛情を注いでくれる子が多いようです。
表情はとても豊かで、飼い主の心の動きを敏感に読み取ります。そっと寄り添いながら、まるで「大丈夫」と伝えるような仕草を見せることも。マイペースで、けれど確かな絆を感じさせる存在──ペキニーズは、静かな時間の中に深い愛をくれる犬です。
ペキニーズの骨壷サイズ目安は?|体重からわかるおすすめ寸法と容量【保存版】
ペキニーズの標準体重は4〜6kgほど。見た目はふんわりしていますが、被毛が多いぶん実際の体格はコンパクトです。お骨の量はおおよそ約1000cc前後になり、全骨を納める場合は4寸サイズが安心です。
動物さんの体重や骨格から、適した骨壺のサイズを選ぶための早見表です。
「寸(すん)」は骨壺の直径を表す伝統的な単位で、2寸=約200cc、3寸=約500cc、4寸=約1000cc、5寸=約2100cc が目安です。下記の表は一般的な体重帯に基づいた推奨サイズをまとめています。
| 標準的な体重 | 骨壷サイズ(寸) | 骨壷の容量目安 | 主な動物さん |
|---|---|---|---|
| 〜約1.5kg | 2寸 | 約200cc | 小動物・小鳥/分骨用 |
| 〜約3kg | 3寸 | 約500cc | 小型犬〜 |
| 約4〜6kg | 4寸 | 約1000cc | 小型犬・標準的な猫 |
| 約6〜15kg | 5寸 | 約2100cc | 中型犬等 |
※個性や体格差など様々な条件によりお骨の量には個体差があります。表の内容は一般的な目安としてご覧ください。
しっぽの骨壷シリーズは5寸が一番大きなサイズとなります。中型〜大型犬など、より大きいサイズの場合は6寸以上のお骨壺を探すか、2〜3寸の小さめのお骨壺に分骨を検討される方もいます。
3寸ではやや窮屈であることが多く、ゆとりのある4寸を選ぶ方が多いようです。大きく残ったお骨をそのまま・・など、お骨の納め方によっては、5寸を選ぶケースも。お骨壷は容量を基準に選び、無理なくおさまるサイズが理想的です。ぴったりと窮屈なよりも、ゆったりと納めてあげられるほうが安心です。
ペキニーズの個性について
ペキニーズはその見た目以上にしっかりとした骨格を持ち、身体は小さくても存在感があります。性格はマイペースで独立心があり、抱っこされるよりも、自分のペースで寄り添うことを好む子が多いようです。
体格は個体差があり、4kg台の小柄な子もいれば、6kg近いふっくらした子もいます。全骨納骨を前提にするなら4寸が最も安心です。お骨の量は被毛の多さではなく、体格や骨量によって決まります。
体が小さくて、マイペース。だからこそ、静かに寄り添えるお骨壷を選ぶことが、その子の存在を感じ続けるエッセンスになるのかもしれません。
ペキニーズの人気カラー
ペキニーズの魅力のひとつが、絹のような美しい毛並みと豊富な毛色です。特に人気なのはホワイトやクリーム、そしてフォーンベージュのやわらかな色味。
淡い光を受けて優しく輝く毛並みは、まるで絹布のよう。ふわりと風に揺れる被毛が、この犬種特有の穏やかな空気をつくります。レッド系やアプリコット系の少し濃い毛色の子もおり、それぞれに個性と品があります。
- ホワイト
- クリーム
- フォーン
- フォーンベージュ
- アプリコット
- レッド
- ベージュ
- ホワイト&クリーム
- ホワイトマスク
- ダブルコート
- ロングコート
- 宮廷犬
- 気品
- ペキニーズカラー
- やわらかい毛並み
毛色で選べるお骨壷
「しっぽの骨壷」は、暮らしにそっと馴染むようにデザインされたお骨壷です。丸みを帯びた陶器と、毛色を選べるやわらかなフェルトのアクセントをあしらっています。
ペキニーズのようなふわふわした毛並みの子には、「もこもこしっぽ[ホワイト]」「もこもこしっぽ[クリーム]」「うちの子カラー[ベージュ]」がなどが選択肢になります。やさしい色合いは、ペキニーズ特有の穏やかで上品な雰囲気にぴったりです。
その子を思い出しながら、そっと手をのばしたくなるようなやさしさ。見た目の美しさだけでなく、心の居場所をつくってくれるお骨壷です。
湿気やカビを防ぐための工夫
ふわふわの被毛をまとったペキニーズのように、やわらかで清潔な空間で守ってあげたい──そんな想いでお骨壷を選ぶ方も多いようです。お骨壺は湿気が苦手・・保管環境には少し気を配るだけで安心感が違います。
日本は湿度が高いため、密閉した骨壺内部に結露が生じると、湿気やカビのリスクが高まります。自宅で長期保管する場合は、以下の対策を心がけましょう。
- 直射日光・高温多湿を回避:窓際や水回りは避ける
- 調湿剤の併用:骨壺内部の湿度を一定に保つ
- 密閉と換気のバランス:季節や環境に合わせて、定期的に湿気を逃がす
- 空調器具から適度にはなして:冷房・エアコンなどが直接当たる場所を避ける
湿気やカビがどうしても気になる場合は、密閉できるジップロックなどの袋に入れてお骨壺に納める、シリカゲルなどを併用する、という方もいるようです。一般的な室内環境であれば置き場所を十分配慮すれば、安心できる環境になるケースが多いようです。もしそれでも心配な場合には多孔質セラミックを使った docco「おこつのお守り」 などをお骨壺の中に入れると、湿気を吸収・放出してよりお骨壺の中を快適な状態にする一助となります。
暮らしに溶け込む祈り方|やさしい骨壺の選び方
近年、「骨壺は隠すもの」という従来のイメージから、「日常に寄り添う祈りのスタイル」へと変化しています。
リビングや寝室など、家族が自然に過ごす場所に置くことで、特別な存在をいつも近くに感じられるようになります。毎日目にするたびに、思い出が穏やかに蘇り、心がやさしく整っていく──そんな暮らし方を選ぶ方が増えているのです。

近年のいのりのカタチ、人気の傾向
- 木製(北欧風):インテリアになじむナチュラルな質感
- 従来の無機質で冷たい印象のお骨壺ではなく、やさしい曲線を持ったデザインが好まれます。丸みのある形は清潔感と柔らかさを同時に与え、暮らしに安心感を添えます。
- 祈り台とのセット:写真立てやおりんを組み合わせ、小さな祈りの場を作る方も増えています。大好きだったおやつをお供えして、季節の花をお供え。コンパクトでも心の拠り所になる空間は、日常の中で自然に受け入れられます。
「ありがとう」は終わらない
思わず撫でてあげたくなる、触れたくなる、あの子の感触。「しっぽの骨壺」は、飼い主さんのやさしい気持ちがそのまま形になったよう。 うちの子を思い出す、意味のある色と模様。ただお骨を納める容れ物ではなく、想いを重ねられる場所として。暮らしの中にそっと溶け込む、そしてありがとうの気持ちに静かに寄り添ってくれるお骨壺です。
粉骨・分骨という選択肢|サイズ調整と家族の供養
「骨壺が大きすぎる」「家族で分けて供養したい」と感じる場合には、粉骨や分骨という方法があります。
分骨(小さなお骨壺に分ける)
- お骨の一部を小さなお骨壺に分けて納める方法
- メリット:大型犬や中型犬などで、大きいお骨壺になってしまう場合でも、リビング等のお部屋に置きやすい小さめのお骨壺で自然に飾ることができます。すでに大きいお骨壺に全骨が納まっている場合でも、後から小さいお骨壺に取り分けて目に届く身近に置いて供養することができます。
粉骨(パウダー化)
- 遺骨を粉末化して体積を減らすことで、小さな骨壺に収めやすくなる
- メリット:お骨壺サイズの選択肢の自由度が増し、密閉袋に収めた場合は湿気リスクも軽減
- 注意点:一度粉骨すると元に戻せないため、理解をして行う必要
分骨・粉骨を選択する場合には必要なお骨壺のサイズは変わります。特に5寸以上の大きめのお骨壺になる場合には分骨や粉骨を検討する方が増えるようです。お部屋に自然に馴染む大きさとして2〜4寸サイズのお骨壺が多く選ばれています。
ペキニーズの骨壷Q&A
ペキニーズにはどのサイズのお骨壷が合いますか?
標準体重4〜6kgのペキニーズには、4寸(約1000cc)が最も一般的です。全骨を納めて安置できます。悩まれる場合は小柄な子でも、4寸を選んでおくと安心です。
見た目がふわふわですが、実際のお骨の量は多いですか?
見た目の被毛の多さとお骨の量は関係がありません。ペキニーズは小柄ながらしっかりした骨格を持つため、4寸でちょうどよいことが多いです。無理に小さな壷にせず、余裕のあるサイズを選びましょう。
毛色に合うお骨壷を選びたいです。どんな色が似合いますか?
明るく上品な印象のペキニーズには、「もこもこしっぽ[ホワイト]」「もこもこしっぽ[クリーム]」「うちの子カラー[ベージュ]」などが人気です。その子の毛並みや雰囲気を思い出しながら、心に寄り添う色を選んでみてください。
まとめ
ペキニーズは、ゆったりとした時間の中でこそ輝く小さな王族です。穏やかで誇り高く、飼い主のそばに静かに寄り添うその姿は、まるで家族を見守るよう。
お骨壷を選ぶときは、まず容量を基準に。全骨納骨なら4寸が安心です。その上で、その子のやさしい毛色や雰囲気に合うものを選んであげると、暮らしの中に自然と馴染みます。
大切なのは、その子を想う気持ち。ふと視線を向けたときに、そこにやわらかな安心がある──そんな場所をつくることが、何よりの供養になるのかもしれません。


