お骨壷の中で、遺骨を包む「納骨袋」は必要?

ペット供養・お骨壺のよくある質問と答えをまとめました
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お骨壷の中に、遺骨を包む袋は必要?

お骨を納めるとき、「袋に入れたほうがいいのかな?」と迷う方も多いようです。
一部では布製の納骨袋を使うことがありますが、ペットのお骨壷の場合は納骨袋を用いないケースが多いようです。ここでいう「納骨袋」とは、お骨壷をまるごと入れる外側の袋(装飾が施されたもの)ではなく、お骨壷の中に入れてお骨そのものを包む袋のことを指します。この記事では、ペットのお骨壷でこのような納骨袋が必要かどうか、その理由と清潔に保つための工夫を解説します。

結論:骨壷の中で、お骨を包む納骨袋は必須ではない

納骨袋は必須ではなく、ペットのご遺骨を「納骨袋」に入れなければいけない理由は特にありません。火葬後、そのまま陶器の骨壷に直接お骨を納めるのが一般的です。逆に納骨袋に入れても問題はありませんが、なにかしらの理由やこだわりがある場合に、納骨袋を用意するケースがあるようです。

理由:火葬後の流れと湿気のリスクから

ペットの火葬では、火葬炉のそばで拾骨を行い、そのまま骨壷に納めるのが一般的です。火葬直後はお骨に熱が残っていることも多く、熱に強い陶器の骨壷に直接納めるのが自然な流れです。布袋などを挟むと熱で変質するおそれがあるため、最初から袋を使わない形が習慣となっている火葬場もあるようです。

一方で、布製の袋は素材によっては湿気を吸いやすく、密閉された状態ではカビや結露の原因になることがあります。
特に木綿や絹などの自然素材は長期間湿気にさらされるとカビや変色、劣化が起こる場合もあります。お骨壷は長く安置されることが多いため、こうした素材の袋はかえって環境を不安定にしてしまうことがあります。そのため、火葬後はお骨をそのまま陶器の骨壷に納めるのが、清潔で扱いやすく、もっとも自然な方法といえます。

納骨袋を使った場合のメリット

納骨袋を使うことで、お骨壷からお骨を取り出しやすくなるというメリットがあります。袋ごと持ち上げられるため、後から別のお骨壷に移し替える際もスムーズです。また、お骨壷の定期的なお手入れを行いたい場合にも便利です。

お骨を納骨袋に入れたままにしておけば、本体の骨壷を丸ごと洗うことができ、ついたホコリや汚れをきれいに落とせます。その間、袋に入ったお骨は陰干しで軽く風を通すようにすれば、清潔で安心です。このように、納骨袋を使うことでお骨を丁寧に扱いやすくなり、お手入れの際の不安を減らせるという利点があります。

納骨袋がないと困る?

納骨袋がなくても、お骨壺やお骨を清潔に保つことは可能です。多くの方が納骨袋を使わずにお骨をそのまま納めています。実際のお手入れの際も、お骨壺本体は外側を丁寧に磨き、ホコリがたまりやすいお骨壺の上部となるフタは取り外して丸洗いすることができるため、お骨を取り出さなくてもお手入れは可能です。

また内部に専用の調湿材を置くことで、湿度の変化をやわらげやすくなります。長期間での影響が一番大きいため、お骨壺は湿気の少ない場所に置くことがなにより大切です。

まとめ

お骨を包む納骨袋は、ペットのお骨壷では基本的に必要ありません。火葬後にそのまま壷へ納める形が一般的で、シンプルで扱いやすい方法とされています。ただし、納骨袋を使いたいと感じたり、かわいらしいデザインを選んであげたいと思う場合には、その気持ちを大切にして問題ありません。

大切なのは、素材や環境に合った方法で「清潔に」「穏やかに」お骨を守ることです。暮らしの中で無理のない形を選ぶことが、いちばんやさしい供養のあり方といえるでしょう。

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